九州の離島 壱岐・対馬を主戦場とする小遣い制アングラー🔰です。ショアから大型ヒラマサ・ヒラスズキ90cmオーバーキャッチが目標。
足繁く磯に通い、四季折々移ろう荒磯の表情と出来事を記録します。
近頃は午前5時をまわると周囲も明るく、朝マズメと呼ばれる時間が心と体に容赦無く鞭を打つ季節となった。
サボり気味の朝活。
今年はデータ集積のために頑張らないといけないはずなのだが。
朝が辛い。そして朝活をした日中はもっと辛い。
しかし釣り友&師たちがこの地を訪れ、ガイドという大役を担った時、どうにか良い釣りをしてほしい。その一助となりたい。
そしてその思い出話に花を咲かせて心地良い酒を飲みたい。
そのイメージをモチベーションに、重い腰を上げ、出勤前の朝活へと向かう。
短時間勝負につき、1級ポイントへ。
この日の海象
◆曇りのち雨 ◆南西の風 4m/s
◆波高 0.5m
◆中潮 (月齢 19.5)
◆旧暦 4月20日
![](https://the-diary-of-the-rockyshore.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_5589-207x300.jpg)
この時期はどこもガラガラ。
1級ポイントにストレスなくエントリーできる。
しかし、かといって全ての場所に入れるわけではない。
よく釣り番組のロケでも登場する場所も、草木が生い茂り歩行困難な状況。
これもこの時期にゲームを組み立てる上で貴重なデータです。
05:10 スタートフィッシング
制限時間は1時間。
1時間のうちに何かしら魚信を得るために、持ち込んだタックルは1タックルのみ。
ベイトが見えない&おそらくマイクロという予測のもと、ライトタックルで小型のルアーを中心に組み立てる。
最初にセレクトしたのはDUEL ミッドダイバー95F。
![](https://the-diary-of-the-rockyshore.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_5537-300x224.jpg)
エントリーした場所から、奥へ奥へと広く扇状に撃ち進んでいく。
![](https://the-diary-of-the-rockyshore.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_5584-300x239.jpg)
足下に微サラシ…しかしここを集中して攻めることはせず。
奥側のシャローエリアに到着。
すでに周囲は明るいが、方位の関係でこのエリアは広くシェードになっている。
明確な潮の動きは感じられない。
が、消しゴムのカスくらいのサイズのベイトは確認できる。
はるか沖には漁船群。
さすが1級ポイント。
ベイトといい、漁船群といい、この日選定したエリアとしては大外しはしていないようだ。
![](https://the-diary-of-the-rockyshore.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_5587-300x224.jpg)
磯のブルドーザー現る。
制限時間は1時間。
1時間のうちに何か起きる・・・という期待は時化のヒラスズキでも無い限りあまり期待できない。
引き続き、ミッドダイバーを遠投して引いてくる。
比較的水深がある正面側は反応なし。
水深が深ければ深いほど、不安になるブログ主。
とにかく浅いところが好きだ。
シャロー側を数投・・・反応なし。
リーリングスピードを少し遅くして引いてくる。
その時、
トン
という衝撃と共にリーリングの手が止められる。
そしてティップが、グン!と入る。
食った・・・!!
その瞬間、ロッドを下方向にガンガンガン!!と3回ほど叩きつける引き。
すかさずロッドを立てて応戦。
水中に無数のシモリが視認できる。
つまり、主導権を握られた時点で終わる。
ロッドでリフトしながらまく。
しかし今度は、バットの手前まで曲がるほど強烈な突っ込みと叩きつける引き。
どうしようもできない。
大物を確信。
なんとか立ち位置のスイッチでかわし、ポンピングで寄せてきたが、この時点で相手は青物ではなく、真鯛の類だと推測する。
リーダー30lb、一度でも擦られるとマズイ
浮いてきたのは、黒と茶色の魚体。
…タマン!!
その瞬間、ロッドからふっと力が抜ける。
一瞬、理解が追いつかない。
ラインが切断されている。
おそらく背ビレか何かにリーダーが触れたのだろう。根擦れの跡はなく、すっぱり。
ここ一番で何とも運の悪い幕引き。
もしベイトタックルを持ち込んでいれば。
もっと太いリーダーを組んでいれば。
数々の後悔が頭の中をよぎる・・・いや、そんな暇はない。
残り時間の15分、今度は波動を抑えたアプローチでワームに切り替えるが
![](https://the-diary-of-the-rockyshore.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_5585-300x213.jpg)
連続で反応を獲ることはできなかった。
朝活をサボったが故の末路・・・
ヒレでのラインブレイク、と仮定すれば致し方ないが、ここ最近釣りへ向き合う姿勢が、ひたむきさが欠如していたことに間違いはない。
当時は時間に追われていたこともあり、あまり悔しさは感じなかったが、時間の経過とともにフツフツと心に炎が燃えたぎってくる。
あのタマンは、私にそれを教えてくれたのだと言い聞かせることにしている。
明日以降、体力の続く限り、朝活もしくはナイトシーバスゲーム、あるいは夜のゴロタ開拓を実行に移そうと思う。
【ライトショアジギング】
◆ ロッド:Yamaga Blanks Early 104
◆ リール:Twin Power XD 4000XG
◆ ライン:DAIWA morethan DURASENSOR 8BRAID 1.5号
◆ リーダー:SUNLINE SYSTEM SHOCKLEADER ナイロン 30lb
読了、ありがとうございました!!
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