【2023年11月】友人Switchの対馬遠征・凪磯奮闘記 – その3-

釣果記録(対馬)

友人Switchの対馬遠征3日目・・・。

朝イチのポイントではモチベーションが維持できず、戦略的撤退。

Switch・・・夢を抱いて来ただろうが、これが現実だ。

 

そこからの組み立てについて、お互いに協議(結果的にブログ主の一方的な意見を押し通す)した結果、我々はS磯に到着した。

おそらく本日3日目は、ここでの勝負が最後となる。

300C
300C
やるぞ!やり切るしかない!
・・・サラシ、あるのかな・・?
Switch
Switch

 

ベタ凪と睡魔に何度も心を折られながらここまできた。

その度にカフェインで脳を覚醒させてきた。

その努力が報われるか。

 

地獄の3日目がスタートする・・・

凪の島に・・・ついに希望を見つける。

09:00 S磯に到着
ヒラスズキを追いかけて3日目。
遠征日が全て凪という絶望的状況の中、デイゲームだけでなくナイトゲームにも全力で取り組んだことで、我々の体力も限界が近い。
昨晩は、車での移動中にブログ主の充電が切れ・・・
夜中の森の中、自販機の光のみが辺りを照らす闇の中に車を止め、3時間ほど仮眠をとった。
300C
300C
命を削ってる・・・。
まぁ、俺はいつもこんな感じだよ。
夜勤明けでキャンプして、そのまま出勤・・・
Switch
Switch
300C
300C
・・・。

場所によっては潮波が当たり、サラシを形成している。

サラシゲームができるポイントはエントリーポイントから右手側の1箇所のみ。

セットの間隔も申し分なく、水色は若干ササ濁り。

海水温が高い時に見られる綺麗な澄み潮ではない緑がかった濁り以外は、この日この島で最高の状況を形成している。

 

エントリーするとすぐに、

それじゃあ俺は右奥から始めてみる!!
Switch
Switch
300C
300C
おっけい!
俺は手前から撃っていくよ!

 

 

 

 

そうだ。

今この磯はSwitch、君のものだ・・・全力を出し切ってくれ・・・

 

そしてここ連日の神がかった釣果をここでも・・・

 

さあ、始めよう・・・!

 

ブログ主は、以前ヒラスズキをかけたことがある、手前のスリッドから始める。

この場所も、Switchの向かった右奥ほど安定したサラシや払い出しはないが、

2〜3分ほど待てば2発程度のセットがやってきて、サラシを形成してくれる。

 

こういう場所は魚の反応、釣り人側の面白さ、どちらを取ってもやはりトップウォーターに限る。

FEED POPPER100をセット。

サラシの外からスリッドに入れてポーズ。

下から飛び出して来ないか、反応をみる。

300C
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出ないか・・・。

テンポ良く移動するが、サラシが薄くなかなか投げられない。

 

 

 

 

 

 

 

右奥にエントリーしたSwitchを確認すると、何やらガッツポーズをしているではないか。

300C
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え!!!

Switchのところへ走る。

やったのか!?
マジでやったのか??
300C
300C

 

 

何と

彼の手の中には美しい銀鱗が。

 

綺麗な魚体・・・

やったよーー!!!
Switch
Switch

ひざの力が抜けた。

 

よかった。本当に・・・!!

 

 

 

 

 

250kmの距離を運転してよかった・・・・

 

 

18kmの距離を磯歩きしてよかった。

 

 

山を上り下りしてよかった。

 

夜を徹して、

 

藪漕ぎして、

 

ずっこけて、

泳いで、

 

本当によかった。

 

 

 

 

 

60cmの魚が、こんなにも感動を与えてくれる。

 

銀鱗の日光乱反射が刺さるー!!

ほんとよかった・・・!!
めっちゃ嬉しい・・・。
Switch
Switch
体高すごいね!
聞いてたとおり、めちゃめちゃ引いた!!
Switch
Switch

Switch無双!!凪の希望から次々と銀色を引きずり出す!

沖に伸びる瀬の波の当たる面じゃなくて
裏側やね!!
流れが効いてるからサラシが払出てる!
見たらすぐわかると思うよ!
Switch
Switch
リリースしたら入り直すから、先入って!
Switch
Switch
300C
300C
いやいや!
俺に遠慮せんで、俺はいつでも来れるから、終わったら入り直して!

 

と、なぜかここで不毛な譲り合いが発生したが、ブログ主も1本欲しい。

じゃ、ちょっとだけ・・・

と入らせてもらうことに。

 

立ち位置から見ると、なるほど・・・

ブログ主は風表面のスリッドから攻めそうなものだが、スイッチはその裏から魚を出したのか・・

さすが神に愛された男。

 

遠慮なく、魚の付き場を撃たせてもらう。

セットしたルアーはAIZER125F

ブルーブルー(Blue Blue) AIZER125F #23 がつん!とキウイ

セットが入って波が収まったところを水面を流す作戦。

 

300C
300C
出るぞ〜
出すぞ〜

 

だが、やはり本命に撃ち込む前にまたSwitchが撃ち直すことを考えて手前から・・・。

 

 

 

 

 

反応なし。それでは本命コースへ。

 

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全然届かない・・・!

立ち位置を前にすればおそらくバッチリ入るのだが、、

時折打ち込む大きめうねりが、スネ付近を洗いそうなので、引き続き手前からアプローチ。

Blooowin140S なら届くかな?
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先日手に入れた新兵器。

ツリ◯キラメンナ氏から送って頂いたニューカラーを手に取る。

なんとセンスの良いカラーチョイスだろうか。

もったいなくて・・使いたいのにまだ使えない・・・(笑)
300C
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結局、飛距離を出すために得意のシンペン、megabass GENMA110Sをセット。

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GENMA110S

◆ 着水後は、ヒラヒラとヒラを打ちながらゆっっくり水平スローフォール。

◆ リトリーブ開始→アクション開始まで0.7秒というレスポンスの良さ

◆ 流れに乗ると、水平姿勢を維持してゆらゆらとドリフト。

◆リーリングでのアクションはスタンダードなスイングアクションといった印象。

◆ 中古釣具屋で安価で入手可能。

 

それでも飛距離が足りない。

どんな感じー??
Switch
Switch
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んー、届かんよー。

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ちょっと俺、いったん下がって角度変える!

Switchと立ち位置を変わり、さらにSwitchはもう一つ前の磯に乗る。

ブログ主はSwitchの動画撮影にまわり、するとその直後、

食ったよ!!!
Switch
Switch

シンペンを流し込みHIT!遠距離からどんどん寄せてくる!

うまく波を使ってランディング!

300C
300C
さすがやー!!!!

Shimano Trident130Sでグッドコンディションのヒラスズキ!

体高を見れば70cmオーバーに見えるのだが・・惜しくも65cm!

しかしコンディションのいい個体であることに間違いはない。

 

記念撮影ののち、再度エントリーするSwitch。

さらに怒涛の67cmを追加キャッチ。

 

なんとこの場所で3本連続キャッチを達成。

いやー言葉がないよ。
感無量・・・。
Switch
Switch
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300C
あんなに苦労したのに・・・あっさり3本もw

 

 

ここで、彼の気遣いで場所を変わってもらった。

が、この日に及んでも不調が解消できない。

 

冒頭にも触れたが、原因はある程度わかっている。

その原因とは・・・

 

以前よりセーフティラインを手前に引くようになったため、前に出られない。

 

過去の釣果動画を見返すなかで、

もちろん魚とのやりとりをしながら安全を最優先に判断を下し、ファイト行っていたつもりだが、

やはりヒヤリとする場面や、「ここは周りが見えてないな」という瞬間が見受けられるため、(そういう意味ではGoProは非常に有用)

もう怪我はしたくない・・・長くこの釣りを続けたいという思いから、今秋からセーフティラインをひとつ手前にセットすることを心がけた。

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もちろん、釣れない理由はそれだけが原因ではないですが、前に出られない分、掛けても取れない場所はそもそも撃たない・・など色々と難しくなってきました・・・(泣)

結果、ブログ主は、この場所で魚を出すには及ばなかった。

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悔しい・・!!

ミッションコンプリート

遥々、対馬まで来てくれたSwitchがその目標を手にし、

その一部始終を目に焼き付けさせてもらったこと・・

本当に嘘偽りなく嬉しい。

 

ただ・・・自分だけ釣れない・・というのは、時間の経過とともに、この嬉しさに影を落とすのは皆さんご存知のとおり。

そう、それがアングラーの本能。
300C
300C

 

 

ということで、、

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帰り道、ちょっとそこ撃っていい??
www
Switch
Switch

 

んじゃ、ちょっと失礼するよ〜

 

おりゃ〜〜!!

ええー!!www
Switch
Switch

ひっさびさのヒラスズキwww

 

よかった。何とか1本出てくれた。

 

 

 

全員安打。しかもターゲット。

 

ミッションコンプリート。

プレッシャーから解放された・・・。

 

この日は潮位の関係上、これ以上S磯に立つことができず、全員安打の余韻とともに納竿となった。

 

そして翌日の最終日、前日よりも波が高くなる予報のため期待がかかったが、PNB(パーフェクトノーバイト)を食らった。

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして彼の遠征が幕を閉じた・・・

 

幾多の苦難と憂鬱の末に、目標の対馬ヒラを手にすることができたSwitch。

 

上り下りを繰り返し

凪に苦しみ

魚は出ず

途方に暮れて歩き

今回嬉しかったのが、Switchがこの釣りを始めて1年が経過した頃だったか・・シンペンにアレルギー反応を示していた彼・・・

シンペンどうやって流してるの?
どうやって使うの?
引っかかるやろ?
Switch
Switch
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う〜ん。
大きくは風か流れを使って・・・
波よりも風が強ければラインを煽らせて・・・
流れ使いたければラインを水に持っていかせて・・・
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それでリーリングが重くなるところがあるんよね・・・・(中略)うまく言葉にできんww

しかしながら、本釣行の全ての釣果を彼はシンペンで叩き出した。

300C
300C
あんなに嫌ってたのに・・・凄い!!

 

出鼻から絶望視された本釣行、諦めなかった我々は遠征を成功させた。

 

 

 

夜勤明けから怒涛の4日間。お疲れ様・・・

 

そして本釣行、またもたくさんのお土産をありがとう。

Mニキ、太っ腹すぎますよ・・・こんなに沢山のいいルアー、もらったことないです。

Switchがキャスティングで並んで入手したレアルアー。ナイトシーバスで使わせてもらいます。

 

 

持っている男は結果を出す。ブログ主がこの島にいる間、彼には何度もこの島に挑戦してほしい。

彼はいつか、とんでもないことをやってくれそうな気がする・・・。

 

 

 

 

 

 

 

今回も読了ありがとうございました!!

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