【2023年11月】友人Switchの対馬遠征・凪磯奮闘記 – その1-

釣果記録(対馬)

最近、幸いにも釣りに行ける日が充実しているので、ブログ更新が追いついていないブログ主です。

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不器用なので、どちらかにしか集中できません💦ごめんなさい。

去る10月末、一旦リスケとなった友人Switchの対馬遠征サポート。

ついに11月7日、実現の日を迎えた。

 

10月末日にリスケを決断したころは、11月の予定日が狙ったかのごとく爆時化となり、テンションを高めていた2人だが…

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よしよし、俺たちの判断は正しかった!

 

が、なんとなんと・・・

 

予報はどんどん凪に傾く。

 

 

何なら遠征終了とともに時化出すという、

とてもじゃないが素直には受け入れがたい気象予報…

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何でこーなるんだ…

 

Switchが来る前日の7日朝までは、時化が残りそうな予報だが、昼過ぎには凪の予報。

 

8日から対馬入りするSwitchにこのことを相談したところ、7日の13時から来島可能との返答を得た。

 

7日であれば、わずかながら希望が持てそう。

ということで、Switchに1日早めの対馬入りを提案。

 

初日の時化残りに全集中する作戦

 

 

 

 

 

だが、現実はそんなに甘くは無かった。

 

 

そんなSwitchの前途多難なヒラスズキ釣行が開幕する。

 

Switch 来島、地獄の門前に立つ

7日 13:00

夢と希望に胸を膨らませ、気をよくして来島したSwitch。

乗船客のなかに、1人だけ大荷物の男…

今回はジェットフォイルなので、移動時間が短縮。

彼のホームグラウンドである福岡界隈の離島では、ベイトの接岸によって青物をはじめヒラスズキも落ちパク投げパクのイージーゲームと化しているそう。

 

残念ながら、対馬の現実は決してそのようなことは無く、まとまったベイトが接岸せず遊漁船の船長も首をかしげる事態。

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対馬に来るよりそっちの方が釣れるよ!

 

何度か彼に伝えたが、

彼の中の遠征モードは止まるわけもなく、

そんな地元での高揚感のまま、全国のヒラ師が憧れるここ対馬に来たものだから、おそらく釣れる気しかしていないのだろう

合流からさっそく、彼の笑顔が辛い…

地獄へようこそ…
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実は、この日の朝マヅメ、事前に海況を把握して少しでも釣果の可能性を高めようと調査に赴いたが、

安定のパーフェクトゲームを食らった。

最高のコンディション…だが切れ藻が多く釣りづらい。

私自身、長期出張で釣りから離れ、

戻ってからもサラシ撃ちから気持ちが離れ、

今年、等閑していた青物の準備や河川のシーバスに夢中になっていたことが原因で、

キャストが決まらない水の流れが掴めないといった、これまでにない不調に突入していた。

原因は判明しているのだが、この点まだクリアには至っていなかった。

 

朝マヅメの結果と、安定の不調っぷりをSwitchに伝えつつ、

さらに驚くべきことに、この数時間ですでに海は凪いでいることを伝えて、

いざ最初の目的地に車を走らせた。

実績ポイントでは無く、あえて開拓の釣りへ

この半年間で、運良く50尾ほどのヒラスズキを手にでき、

もちろんそのなかで自分の実績ポイントが確立されていったが、

彼とは、そのような場所を巡って

『私はここでヒラスズキを量産した!さあ、釣ってみよ!』

的な釣りよりも、できれば開拓の釣り、

要は彼としか行けない、出来ないような釣りをしたいと、サポートに回る側のブログ主のわがままも取り入れてもらい、基本的なプランニングの方向性を統一した。

この時はまだ、そんなことを言う余裕があったのだろう…
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最初の目的地は、西に位置する山道を下った先にあるゴロタ浜。

朝方の真西からの強烈な風波とうねりが残っていれば(おそらく残っているだろう)サラシが広がっているもの予想。

 

ただ懸念事項としては、10時頃から真西〜北北西に変わった風の影響で、

このゴロタ場が北に位置する岬の影になり、波高が減衰する要因になっているのではないか。

 

あれこれ考えるが、これからの予報を考えると、我々にはこの日しかチャンスがない。

 

迷ってる暇さえ惜しいのだ。

行ったことがないので、行ってみるしかない。

 

 

 

30分ほど車を走らせる。

それから山道を20分ほど歩いた先にあるゴロタ浜を目指す。

 

ただ、海が近づくにつれて嫌な予感。

波音が小さい。

 

 

 

的中。

平穏…

 

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ハズした・・・

とりあえず、ここまで来たんだ。やってみるしかない。

早速エントリーするSwitch。

 

しかしなんと、開始早々イルカを目撃。

早々に見切りをつけて引き上げ、次の場所に移動を決める。

 

北西のSの磯にエントリー

早々に開拓の釣りから実績ポイントの釣りへ。

なんせとにかくまず1本が欲しい。

 

Sの磯に移動すると、わずかばかりの希望が。

サラシが・・まだ残ってる!
Switch
Switch
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よかった・・・
早く先に好きなとこ入って!!
俺は手前から撃ちたいから、後ろから追いかける!
Switch
Switch

ということでSwitchの撃つ場所のすぐ隣から攻めると潰してしまうので、

ブログ主は歩ける奥の奥まで先に進み、帰って来ながら撃ち歩くことに。

 

多く魚が付いているだろう大場所が中間地点にあるので、そこは避けて、

所々にある小場所をつつきながら、奥のポイントで粘ることにした。

前回のサポート釣行ではこの場所でドラマが起きた。

【2023年10月】ドラマは最後に訪れた!対馬遠征のサポート記録
ついに迎えた対馬地磯のガイド当日。初日の午前は大時化、午後はベタ凪という意味不明な天候に振り回されながら、師匠と試行錯誤を繰り返し、1匹に近づいて行くが・・・。

 

先に進みながら振り返りSwitchを見ると、小場所を1カ所ずつ、丁寧にルアーを通している。

夕マズメ、1カ所を2投で判断するブログ主とは対極的で、おそらくそのような私の雑な戦略が大殺界に見舞われた原因の一つだとも思うが・・・

Switchのあのアプローチであれば、何となくだが魚を出してくれそうな予感が感じ取れる。

 

それを見て一安心、奥側のポイントは好きなところを自由に撃たせてもらうことにした。

夕暮れの神が微笑んでくれるか・・・

 

奥のポイントにたどり着き、ひととおり魚が付いていそうな場所を撃ちまくるが反応を得られず。

それじゃあレンジを入れていくか、とTide minnow sprat 140Fをセットしてサラシ際スレスレを通すも出ず。

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手強い・・・。
今の私には、手が出ない・・・。

自信を喪失しているので、逆に今の自分なら絶対使わないルアーは何だろうか・・・

と考えたところ、トップウォータープラグに目がいく。

三角波ガチャガチャのところに、DAIWA morethan T.D Salt pencilを投入。

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絶対引けないだろ〜

と思っていたところ、何と待望のバイト!

やっと食った!!

しかしすぐに魚の引きに違和感を感じる。

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・・・青物!!

ヒラマサでないことを祈る・・・。

この場所は檄シャロー。

全く主導権を渡さずひたすらゴリまき。

元気な状態で寄せて来たので足下で左右に走り出し、ベールフリーを2回ほど繰り返して岩をかわす。

ランディングポイントに上手く誘導する。

何とか、65cm程度のヤズ氏をキャッチ。

もうこんな場所でのファイトはゴリ巻きに限る。

昔はよくシャローエリアで「食った〜!」なんて楽しんでいたら、いきなり魚に本気出されて、あっという間にラインブレイクに遭ったものだ。

 

それからというもの、特にゴロタなんかではガチ巻きを実践するようになり、

4年前、壱岐の超有名なヒラスズキポイントで、11.6ftのMクラスのロッドで最大水深2mのエリアから80cmのヒラマサを上げることができた。

これは非常に自信に繋がる成功体験となった。

 

 

この後、待望のヒラスズキからのバイトを得たものの、ランディング時に波の勢いが強すぎて、巨大な岩の隙間に魚がスポッと入り込んでしまい、、

ラインを切らざるを得ず…痛恨のバラシ。

予定を早めてまで初日のチャンスに賭けたが、結局この日は2人合わせて、ヤズ1本に終わってしまった。

 

夜の磯ヒラゲームに賭ける

やっちまったねぇ
Switch
Switch
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うん
やばいね

明日の予報はベタ凪。

もはや思い描くサラシゲームは絶望的だ。

 

ということで、明日からの地獄を味わうまえに夜の磯で大型ヒラスズキを狙うことにした。

エントリーしたのは港湾部と隣接するゴロタ浜。

なぜこのエリアを選択したかというと…

 

 

 

 

 

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勘ですw

これがこうだから、という理由はない。

魚が居そうな気がする。

 

ベースキャンプを設営し、軽い食事を済ませ、いざ夜磯へ…

焼きそばは一平ちゃん一択です。

自分自身も初の夜磯。

Switchは福岡界隈の離島で何度か野営磯歩きの経験があり、その時の談からレクチャーを受ける。

 

歩き進んだ場所で、ブログ主は右前の流れが当たる浜の張り出し付近に目をつけた。

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ここ良さそうやね!
俺ここから始める!
オッケ!
俺はちょっと先を撃ち歩くよ!
Switch
Switch
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了解!
気をつけてね!

Switchはさらに奥側にエントリーし、そこから撃つとのこと。

 

1段高い岩の上に立ち、初手はmegabass 空海slim140F

これから反応を探っていく。

 

暗すぎて何も見えないので、とりあえずは扇状に投げて探っていく。

この辺は最近シーバスのナイトゲームを始めたことがアドバンテージとなっている。

 

ゆっくり右から左に流れてるなぁ・・・
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10投ほど投げただろうか・・・

 

右の流れに差し掛かった空海slim140F

急にリーリングの手が止められる。

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食った!!
え!!
マジか!!!
Switch
Switch

サイズは暗くてわからない。が、頭だけ出しての首振りは、おそらくいいサイズ。

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まぁまぁ良いね!!
浅いからゴリ巻き!!

まぁまぁとか言っているが、久しぶりのヒラスズキに内心興奮している。

魚が右に走りたがるので、岩を飛び降り、ラインテンションを維持したまま立ち位置を変わる。

その時にいい波が来たので波に合わせてランディング!

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よっしゃー!!
入ったー!
そこやね!!
ヘルプに回るよ!!
Switch
Switch

あれ・・?何かおかしい。

魚は上がったはずなのになんでロッドが引いてるんだ?

 

ヘッドライトを照らすと、自分のPEラインがまた沖に向かっている。

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うわっ!!
完全に上がってなかったか!
見えなかったー!!

再び寄せてきたが、今度はひとつ背の高い岩にリーダーがスタック。

ここ!!
リーダー擦ってるから気をつけて!!
Switch
Switch

ベールフリーで魚を誘導し、擦れは解消。

そしてそのまま何とか手前の岩の隙間までランディング成功。

ウオォ!!
でけぇデケェ!!
Switch
Switch
!!
そんなでかいのか!?
暗くて魚の頭しか見えない
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Switchが魚の回収に向かってくれた。

岩が少し大きいため、フィッシュグリップをかけるためにリーダーを引き寄せる。

その時真ん中のフックが外れ、リア1本に。

あ!やばいかも!!
Switch
Switch

一瞬、自分で取りに行こうか躊躇した。

次の瞬間・・・

 

 

 

 

・・・ップン!

外れた・・・!!
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ごめぇぇん!!
Switch
Switch
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しょーがないしょーがない!
危なかったし!
気にせず次狙おう!!
いやけど、ほんとおったねぇ!!
デカかったよ!
ランカーあったんやないかな!
Switch
Switch

激戦の末、45lbリーダーが・・・

この後も、場所を移動しながら3バイトほど反応を取れたものの、フッキングに至ったのは最初の1尾のみだった。

 

またも貴重すぎる銀鱗が、我々の手のひらからすり抜けていった。

 

【ヒラスズキタックル】

◆ ロッド:RippleFisher Avarice110MH

◆ リール:18 Stella C5000XG

◆ ライン:SUNLINE CAST AWAY 2号

◆ リーダー:X-braid FCアブソーバー Slim&Strong 45lb

 

読了、ありがとうございました!!

引続き、その2もお楽しみください!!

コメント

  1. […] 参考【2023年11月】友人Switchの対馬遠征・凪磯奮闘記 – その1-荒磯の手記 参考【2023年11月】友人Switchの対馬遠征・凪磯奮闘記 – その2-荒磯の手記 参考【2023年11月】友人Switchの対馬遠 […]

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