GW2日目。
Windyの予報では波高0.9mの凪日。
日和は青物に傾いているものの今年の対馬はベイトの接岸が悪く、地磯メインの地元アングラーも手を焼いている。
ここ1ヶ月、上ずったベイトなんかも見えず、せいぜい港内に入った尺アジが小規模な群れで回遊している程度。
おそらくトップを投げる続ける気力が持たない。
と言うことで、今日もヒラスズキをターゲットにゲームを組立てる。
昨日と同じ北西エリアへ
◆晴れ
◆西の風 9m/s
◆波高 1.3m
◆中潮 (月齢.10.9)
◆旧暦 3月12日
Windyの予報では凪日ではあるが、対馬は必ずしも予報とフィールドの状況が一致しないと感じる。
予報で言うと前日から回復傾向にあるはずが、ご覧のとおり現場に着くと昨日より立ち位置が制限される風と波。
壱岐に比べ、対馬は複雑な地形や水深の影響からか「行ってみないとわからない」フィールドが数多く存在する。
目的地に到着、車を停めてエントリー。
徒歩で10分ほど磯歩き。
しかしGWだというのに前日から人が入らない。
この場所は比較的メジャーなポイントだと思っていたのだが…皆、予報の時点で諦めているのか。
昨日と同じ磯とゴロタが絡むシャローエリアに到着。
ここは風を背中に背負える。
おそらく魚は反応してくると思われるので、本日はトップウォーターから。
FEED POPPER100 をセット。フックはST-56#2。
今日はトップで釣りたい。(ヒラマサへの意識が磯ヒラへ侵食している)昨日のバラシを取り返すべく、期待の第1投目。
昨日反応のあった付き場付近でポーズを絡めつつ引いてくると
予想どおり60cm前後が大ジャンプでバイト。
しっかり合わせを入れたが、惜しくもフックアウト。
トップなので乗りが悪いのは仕方ない。
引き続きポッパーを引いてくるがここで反応が途絶える。
megabass 空海スリム140F、カラーはドチャート、これにチェンジ。(最近、チャートカラーにどハマり中)
サラシがしっかりと広がったタイミングでキャスト。
この辺から見せて…という場所でトゥイッチを織り交ぜながらリトリーブ。
出ない。
次はジャーキングでルアーを左右に飛ばすも反応なし。
3投目のキャスト。普通に巻いてくる。
ブリブリと空海スリムの波動が手に伝わるようにリトリーブ
ここで肘から先を持っていくような
グンッ!
という当たり。
ジ!と、3kgに設定したドラグが一瞬出て、そこから魚が走りに入ると同時にさらにジ!ジー!とドラグが鳴るので手ドラグでしっかりフッキング。
しかし、ここでまたもフックアウト…
そしてフックが伸びてる…
掛かり所とどシャローというエリアが要因であろうが、昨日から何本バラしてるんだという悔しさが込み上げる。どうにかここから1本引きづり出したい…
何となくこのまま反応が消えそうだったので、 Blue Blueのジョルティをセレクト。
最近友人のswitch(自分の倍以上のキャリアと知識を持つ先輩アングラー。ブラックバスから港湾シーバス、磯ヒラ、オフショアジギングと守備範囲が広い。先日、福岡地磯にて84cmの磯ヒラをキャッチ。)に感化され、ワームを積極導入するようになった。
同じように引いてくると、さっきの引きと比べると明らかに小型の当たり。
ガツッとフッキングを入れて、魚の走りに追従するように左手を伸ばし、気持ちロッドを送り込みながらいなして、徐々に手前に寄せる。
すると掛かり所は顎の下に針1本。
自分自身の立ち位置と、魚の潜りどころが無い安全な水域であることを確認してドラグを緩める。歩きながらランディング。
小型ながらメタボ気味のヒラスズキをキャッチ。
ベイトは昨日と同じ。たらふく食っておられる。
そういえば最近、経済的な視点からDUOのフックを採用しているが、これも何かバラシの要因に影響しているのか。
詳細は後日検証するとして今後のために別記事に整理しておこうと思う。
昨日と同様200mほど移動、急深エリアへ
昨日と同じエリアに入り、何のひねりも無くサラシの中にジョルティを投入。
レンジを入れてフワフワ。
…ゴンっ!!
今回はナイロンリーダー40lbなので、昨日より精神的に前のめりになれる。
セットのタイミングを見計らい、1発、2発とひとつずつストラクチャーを越える。
無事にランディング。朝イチよりサイズアップした。
この場所はジョルティの独壇場だと思う。
エラを損傷してしまったので、これはキープすることに。
計測後も同じ場所にジョルティを投入すると、同じような反応が続く。
60cmオーバーを追加キャッチ&リリース。
そのほか、ブローウィン140Jのジャーキングで、サラシのないシモリから若いヒラスズキの群れが猛烈チェイス。
そのうちの1匹をバイトに持ち込むもランディング完了後にバラシ。
気づくと県外遠征組と思われる一行から取り囲まれており、向かって左右の立ち位置、そしてシャローエリアにエントリーされて動けなくなり…初心者なのだろうか、自分の立ち位置もクロス気味に撃たれ、結果お祭りしたので、すでに魚も釣れているし、場所を譲り早めに納竿することとした。
河川が絡む港湾へナイトシーバス狙いに
数は少ないが企画外のサイズがいるといわれる対馬のマルスズキ
ウワサには聞いた事があるが、それが事実かどうか自分の目で確かめたい。
マルスズキそのものの知識、さらにはナイトゲームの知識はほとんど無いため、頼りは昨年switchから手解きを受けたあの日の記憶…結果は重視せず、そして情報に頼らず、先入観を排除して自分の勘と彼の教えを頼りに展開する。
下げ潮に乗ってベイトが払い出され、そこにフィッシュイーターが入ってくるのではというざっくりした仮説を立ててエントリー。
川の両端に磯を形成し、磯伝いに100mほど沖側に歩いていける。
磯の先端に到着。
向かって左手が河川の上流方向、右は外洋。
漁火でうっすらと海面は見えるものの、まずは流れを把握したかったので、リップレスミノーをチョイス。
セレクトしたルアーはSASUKE120 剛力
流れは緩やかに左から右。
アップに投げてルアーを流していく。
今度はダウンに投げてルアーをブリブリ。
その時、足下から5m先で波が岩にぶつかるような
ドゴッ!!
という捕食音!
その瞬間と魚体(頭と背ビレ)を目の当たりにする。
頭の大きさが80cmのそれではない。
投げるのを躊躇するレベル。
夜間で視界が制限されているので、絶対にそうかと言われれば断言できないが、普段なれない暗闇も相まって自分が恐怖を感じたのは事実。
怖い…が正体が見たい。
それからシンペンに切り替えたり、シンペン、ミノーのサイズを落としたり、バイブレーション、ワームと手を替え品を替え、ミッドナイトまで粘った結果、魚からの合図は最初のボイルのみ。
ナイトゲームもこれにて納竿。
夜は不発、しかし魚の存在は捕らえた
ナイトゲームに関しては、腕が及ばず得られたデータは潮の流れる方向ぐらいなもので、この日見た大型の魚が何を捕食しているのかは分からず終いだった。
それから3時間の仮眠をとり、そのまま3日目の朝を迎え北西の磯にエントリー。正直、身体が重い。
Windyの予報では波高0.2m、流石にこの日はベタ凪。
ゴロタにて朝マヅメからタマンが出ないかなーと、
最近ハマっているウェイク系のルアーや
凪の強い味方、マニックスロー135を通すも不発。
流石にこの日は集中力が持たず、09:00に戦略的撤退を余儀なくされた。
明日もベタ凪。
昼下がりの日光浴からの昼寝が最高に気持ちよかった。
最終日は何か違う釣りをしようかな…
◆ ロッド:RippleFisher Avarice110MH
◆ リール:18 Stella C5000XG
◆ ライン:SUNLINE CAST AWAY 2号
◆ リーダー:VARIVAS ショックリーダー ナイロン 40lb
駄文にお付き合い、ありがとうございました。
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