九州の離島 壱岐・対馬を主戦場とする小遣い制アングラー🔰です。ショアから大型ヒラマサ・ヒラスズキ90cmオーバーキャッチが目標。
四季折々移ろう荒磯の表情と出来事を記録します。
4月の磯ヒラ釣行で、主力のブローウィン140Sを失った。
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予備機がもう1本あるが、ブローウィン140Sは、間違いなく魚を引っ張ってきてくれる傑作ルアーであるため、『何が食うかわからない』このフィールドでは、この最後の1本を振り回すには勇気がいる。
基本性能が酷似したルアーは無いものか。
特にジャーキングに特化したもの・・・と探していたところ、面白そうなルアーを発見した。
それがPALMSのアークローバー140S。
主にサワラが好反応を示すジャーキングミノーだ。(サワラをメインターゲットにしているのかは定かではないが)
ブローウィン140sとのスペックを比較
ブローウィン140S
[全長] 140mm
[重さ] 23g
[タイプ] シンキング
[リング] #3
[フック] #4×3
[レンジ] 100cm
アークローバ−140S
[全長] 140mm
[重さ] 23g
[タイプ] シンキング
[フック] #4×3
[レンジ]60cm〜100cm
全長と重さ、フックの番手、潜航レンジはほぼ同じ。
両者とも重心移動システムを搭載。
ブローウィンが、状況に応じて移動するタングステンボール3個を装備しているのに対し、
アークローバーは、前方に2つのステンレスボール、
後方部にタングステンボールを搭載したコンビネーションウエイトシステム。
両者とも、空気抵抗低減と重心移動のテクノロジーが発揮され、抜群の飛距離を叩き出す。
そのため飛距離に大した差はないように感じた。
アークローバのお腹には、フィンキールのような微妙な膨らみがある。
ここには固定重心のウェイトが搭載されているようだ。
これが絶妙な水流を生んでいるのかもしれない。
ボディの塗装はかなり丈夫そう。
磯で酷使しても何の問題も無さそうだ。
ノーマルリトリーブを比較
まず、ただ巻きを比較して見る。
両者ともウォブンロール主体のアクションで、
ブローウィンがやや大人しめで、時折イレギュラー気味にS字のスラロームが入るのに対し、
アークローバーは、キビキビとした規則的なウォブリング&ローリングアクションのように見える。
真上から見ると、ブローウィンに比べ、リアがバタついて泳ぐイメージ。
強めの波動が生まれている印象を受ける。
個人的には、
居付きの警戒心が高い個体をナチュラルに誘う時はブローウィン、
サラシの外の回遊個体を誘うために巻きで波動を出したい場合には、アークローバーに軍配が上がりそうな気がする。
ジャーキングの特性を比較
ジャーキングとは、ラインスラッグ(糸ふけ)を意図的に作り、
ロッドを弾くようにあおってルアーを水中で左右に大きく飛ばすこと。
飛ばした後の一瞬の間で、リアクション的に魚が口を使ってくることが多い。
活性が低い際やただ巻きだけでは反応しない魚を狙う時に
ジャーキングメソッドを活用する人も多いと思う。
300C
私もよく多用します!
どちらのジャーキングも素晴らしい。
が、
ここのアクションには大きな違いがある。
簡単に言うとブローウィンのジャーキングは、ルアーを左右に飛ばした後、
ピタッ、ピタッ
と急停止するのではなく、ナチュラルにスッスッと抜ける感じ。
その間は頭を下に、ゆっくりと沈む方向に体勢をとっている。
一方で、アークローバーはどちらかというと止まる感じで、
時折スッと浮上する場面も見受けられた。
このダイヤモンド型のリップの形状が、あれだけのキレのあるダートを演出させるのか。
幅広のダートと絶妙なヒラウチのハイブリットアクションでターゲットを誘惑する。
詳細はアクション比較動画を参照
アークローバー140S は、かなり秘めたルアーだと言うことがお分かりいただけただろうか。
アークローバーはカラーラインナップも豊富で、非常にかっこいい。
もちろん、このルアーが全てにおいてブローウィンに取って代わることはなく、
先にも述べたとおり、ナチュラル気味に誘いたいなど
『この状況ならブローウィンがダントツで強いな』
という状況は往々にしてあるはず。
だが、似て非なるこのアークローバーの特徴を細部まで知った上で、
状況に当てはめていけば、これまでブローウィン140Sに頼り切りだった場面でも、何とかなるのではないか?
全くもって口を使わせることができない、というほどの状況は然程ないのでは?
とブログ主は考える・・・。
300C
今のところ、手持ちでのルアーローテションは
トップorウェイク系→
ブローウィン125F slim→
空海140Fスリム→
アークローバー140F
といった具合でしょうか・・・
トップorウェイク系→
ブローウィン125F slim→
空海140Fスリム→
アークローバー140F
といった具合でしょうか・・・
これはすごい発見だと思っていたが、
私ごときが気づくほどの事実に、多くの人が気づかないわけがない。
すでに賢者たちがこのルアーの存在に気づき、
ブローウィンとの比較について詳しく紹介している。
何ならYouTubeにおいて、シーバスルアーラボさんのチャンネルで、
ブローウィンとアークローバーの水中映像比較動画が掲載されており、ぜひ参考にして頂きたい。
最近、ブログ主がヒントを得るのは北海道のルアー。
300C
北海道在住の後輩が、よく教えてくれます。
北海道は広大なサーフなど、そのフィールドの特性から、
ルアーに求められるものとしてまず飛距離、そしてキレのあるアクション。
本当に面白いルアーが数多く存在する。
今後新たに発掘があれば、都度記事にしてみようと思う。
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今回も駄文にお付き合い、ありがとうございました。
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