TALEXサングラスに撥水スプレーはNG?TALEXさんに問合わせてみた。

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九州の離島 壱岐・対馬を主戦場とする小遣い制アングラー🔰です。ショアから大型ヒラマサ・ヒラスズキ90cmオーバーキャッチが目標。
足繁く磯に通い、四季折々移ろう荒磯の表情と出来事を記録します。

本格的にナイトシーバスゲームを始めて3ヶ月。

村岡さんのまさっち釣りチャンネルの影響を受けて、この間、ナイトゲームにおける眼の保護夜間の視界確保を目的に、

TALEXサングラス ナイトオレンジ

を購入した。

 

8月、すでに梅雨明けしたとはいえ、不安定な天気が続き、急な雨に見舞われることもしばしば。

ブログ主はレンズにかかる雨粒や、磯のヒラスズキゲームでの波しぶきを弾くために、撥水スプレーを使用している。

が、今さらながらこんなことを思うようになった。

撥水スプレーって、レンズを劣化させたりしないのかな?
300C
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少しでも長くこのサングラスを愛用していきたい!という思いから、

撥水スプレーとレンズコーティングの関係性について、メーカーに問い合わせた結果を記録する。

 

TALEXとは

釣り業界では言わずと知れたTALEXサングラス

TALEX サングラスには以下の特徴がある。

 

(以下、株式会社TALEX HPより引用)

  • 海面のギラツキや照り返しなどの雑光®をカットし、視認性を高めます。
  • 雑光®カットすることで疲労を軽減し、集中力を高めます。
  • 海上や地表面で反射される紫外線などによる白内障や黄斑変性症などの発症リスクを抑えます。

雑光®は株式会社タレックスの登録商標です。
(商標登録第
4884270号)

 

①視認性の向上

裸眼に最も近いレンズ「TRUEVIEW®(1 を採用し、自然のままの色合いを変えずに雑光®(2 だけをカットします。

(1) 地球上のあらゆる光の環境に応じて三原色を忠実に再現するレンズカラー。日本と米国で特許取得済。

(2) 雑光®とは、紫外線や太陽光・照明の照り返しなど、ストレスホルモンを上昇させる光のこと。

 

②疲労軽減

ストレスホルモンを上昇させる雑光のをカットすることにより、疲労を軽減します。

大阪市立大学大学院医学研究チームとの共同研究で疲労予防効果に頭著であることが実証されました。

株式会社TALEX HPより引用

疑問のきっかけ

疑問が生じたきっかけは、

Blue Blue代表 村岡さんのまさっちチャンネルのこの動画。

マサッチなんでもトーク
【初めての釣り用サングラス選び】

この動画の後半

偏光サングラスを長持ちさせる方法

において、サングラスのメンテナンス方法が紹介されている。 

 

村岡さんはこれまでのメンテナンス方法について、

お風呂場でまず水でキレイに洗って、ボディソープまたはハンドソープなどを泡立てて優しく洗い流し、最後にティッシュペーパーで拭きあげる

と説明されており、

これについてメガネ屋さんの意見は、

それはやめた方がいい。

コーティングが剥がれるとまでは言及しない。

が、どんな成分がどれくらい含有されているかわからない、加えて相性の良し悪しがわからないモノをレンズに付着させることは望ましく無い。

と回答された。

 

宅配のメガネ屋さんがレンズを拭き上げる際の注意事項として、

  • まずレンズ自体にゴミが付着していないかを確認する
  • 拭き上げにはメガネ屋さんのクロスを使用する
  • レンズに砂埃やゴミが付着している場合は水洗いしてから拭き上げる

ことを推奨されている。

 

私はこの時にふと、撥水スプレーについて疑問が湧いた。  

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水を弾くほどの撥水被膜をレンズ上に形成して、それを水で洗い落とすとき、果たしてレンズへの影響はどうなのだろうか。

撥水被膜は、簡単に流れ落ちないように、レンズ本体の上に1枚の層を形成しているのではないか?

そしてその簡単には流れ落ちない層の成分を、水洗いしたとはいえしっかり拭きあげると、レンズ本体のコーティング剥離など影響が発生するのではないか。

 

問い合わせの結果

撥水スプレーの疑問を解消するため、株式会社TALEXに直接問い合わせてみたところ、直ぐに担当部署より返信をいただくことが出来た。

撥水スプレーにつきまして、まず、2017年3月以降に製造された弊社製品に関しましては、両面に超撥水コートを施しております。

これにより、撥水および防汚機能が向上し、安心してご使用いただけます。

撥水スプレーの使用につきましては、これまでに「メガネ用」として販売されているものを使用し、弊社レンズコートへ悪影響がでたという事象はございません。

しかしながら撥水スプレーは各社様々な製品があり、長期の使用による影響につきましては、撥水スプレー会社との共同開発ではないためお答えいたしかねます。

との回答を得た。

まとめ

TALEXサングラスは、純正レンズに撥水防汚コーティングが施され、必要十分な機能は備わっているため、

通常磯での使用の場合、撥水スプレーを塗布するまでもないと思う。

よほど波飛沫を受けない限り、純正レンズの撥水効果で視界は確保できる。

ただ、撥水スプレーを塗布することによって撥水効果が格段に上がることも間違いない。

そのため当ブログ主は、磯のヒラスズキゲームなど、波飛沫を被る前提の釣りにおいてのみ、撥水スプレーを使用し、釣行毎にスプレーを吹きかけるのは、長期的なレンズへの影響を考慮し控えることにした。

 

そもそも、そんなに撥水スプレーによる影響が気になるなら、最初から使用を控えればいいのだが、

撥水スプレーの効果によって得られる視界の維持効力にも非常に助けられる場面も多々あり、

少しでも長く大切にサングラスを愛用したい!という気持ちと、

にもかかわらず撥水スプレーで寿命を縮めているのではないか?

という、何とも整理の悪い思考に陥っていた。

しかし今回、自分のなかで撥水スプレーの使用基準とメリット・デメリットが明確化したので非常によかったと思う。

 

まさっちチャンネルのサングラス特集も非常に勉強になったし、単なるイチユーザーの質問に対するTALEX社の丁寧かつ迅速な対応にも心打たれた。

 

 

本記事が同様の疑問をお持ちの方の一助となれば幸いです。

今回も読了、ありがとうございました。

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